■ 視力回復が早い
レーシックは術後早ければ当日のうちに、ほとんどの人は翌日には視力を回復します。
人によっては手術直後から視力回復の実感を手にする方もいらっしゃるほど回復の早い手術です。
ただし、フラップ(ふた)が完全に固着するまでには時間がかかるため、最終的に視力が安定するには一般的に数ヶ月かかります。
■ 痛みが少ない
点眼麻酔を施してから手術に入るので、手術中に痛みを感じることはありません。
まぶたが閉じないように固定する機械(開瞼器)により、まぶたを強く引っ張られる感じがしたり、マイクロケラトームでフラップを作るときに圧迫感を感じたりすることがあります。
また、レーシックは、とても痛みに敏感な角膜の上皮細胞を残すため、術後においても痛みが少ない治療法です。ただ、術後当日は麻酔薬が切れるとしみる感じや異物感を訴える人もいらっしゃいますが、心配されるような痛みはありません。万が一痛みが出ても処方される内服薬を服用することで痛みは解消します。
■ 短時間の手術
レーシック手術は両眼で15分程度で終了します。驚くほどあっという間に終わります。エキシマレーザーによる照射時間は矯正度数によって異なりますが数十秒程度です。
手術後30分から1時間ほど休憩し、異常がなければ帰宅でき、入院する必要もありません。
■ 安全性が高い
フラップを作成する時に用いられているマイクロケラトームは、自動停止装置や眼が動いても大丈夫なように追尾装置がついており、とても安全性が高くなっています。また、エキシマレーザーにおいてもコンピューター制御でレーザーを照射しますのでミクロ単位で角膜の曲面をきれいに削ることができます。もちろん、国内において失明の報告はありません。
■ 手入れが不要
コンタクトレンズを使用している方にとってとても煩わしいのが毎日のお手入れです。しかし、レーシックはコンタクトレンズのように毎日の手入れもなく、効果は半永久的です。
術後しばらくは定期検査が必要となりますが、レーシックの煩わしさはこれくらいではないでしょうか。
しかし、レーシックの手術では、この定期検査がとても大切ですので、かならず受けることをお勧めします。