イントラレーシックはマイクロケラトームを使用せず、イントラレーザーを用いて精密で安全にフラップを作る最先端のレ−シックです。
フラップ作成における全ての手順をコンピュータで制御するレーザーで行うので、フラップの厚さを均一にでき、角膜を傷つけること無く、フラップ面 も滑らかにすることができ、正確にフラップを作成することが可能となりました。また、角膜への物理侵襲が非常に少ない優れた方法なので、角膜への負担が非常に少なく、術後の回復もレーシックに比べて大変優れています。イントラレーシックは、従来のレーシック以上に安全性と精度の向上がはかられました。
角膜は人により異なりますが、550ミクロン程度あります。術後の視力の安定のため、切除された角膜面から内皮までの間を250ミクロン残さなければならいという基準があります。従来の術式であるレーシックでフラップを作成する時に使用するマイクロケラトームでは多少の誤差が生じてしまう関係でフラップの厚さは160ミクロン程度必要となっていました。しかし、イントラレーザーではフラップの厚さは100ミクロンで誤差もほとんどありませんので、削ることができる角膜の量が多くなるので角膜の薄い方や強度の近視の方でも手術を受けることができます。
イントラレーザーは、従来のマイクロレラトームをしのぐ安全性が得られるほか、これまでは角膜の形状が変形しているためにフラップ作成が困難だった方に対してもレーシック手術ができるようになりました。