エピレーシックは、エキシマレーザーを角膜に照射して屈折を矯正する視力回復手術です。
エピレーシックは、角膜の一番外側の50〜60マイクロメートルの厚みしかない角膜上皮を
エピケラトームという医療機器を使用してフラップを作成します。
このエピケラトームによって従来のレーシックに比べ非常に薄いフラップを作成できるようになり、たくさんの角膜を残すことができるようになりました。
さらに、角膜上皮細胞は2週間ごとに新しく生まれ変わるので、上皮細胞のみでフラップを作成するエピレーシックは、フラップの回復力が高く、角膜の薄い方や強度近視、格闘技など激しいスポーツをしているなど特別な方々にとても適しています。
しかし、通常のLASIKに比べ、視力回復には時間がかかり、世界的にもまだ多くのデータがなく、どの程度優れたものなのかはこれから検討されてゆく技術です。